【良い文章のススメ】ライター志望者の注意すべきこと4つ。
こんにちは。しらゆきです。
今回はライター業のことについてお話ししたいと思います。
私は志望していないのに、なりゆきでライター業をやっている人間ですが、
世の中にはライター志望者がゴマンといます。
私は自分でも文章を書きますが、外注ライターさんとのやりとりもします。
そして驚くのが自称ライターや、ライター志望者に
「文章をちゃんと書けない人が多い」こと!
- ダラダラと文字数稼ぎをする。
- 当たり前のことや、ツマラナイ文章を 長々と書く。
- 文頭と文末がちぐはぐ。
- 同じ言葉を何度も繰り返し使う。
- とにかく誤字脱字が多い。
これらがなんと多く目につくことか!
お小遣い稼ぎであろうと、スキルアップ目的であろうと、
とりあえず日本語を書いて下さい! キィ〜〜〜〜ッッ!!ってなります(汗)
そこで、『良い文章とは何か』『文章を書く上で気をつけるべきことは何か』について、簡単にお話ししたいと思います。
良い文章とは?
良い文章、それは【人に伝わる文章】です。 伝わらないものは、文章である意味がありません。
ダラダラと書くな!
在宅ワーカーで、最も手を出しやすいのがタスク作業(コピペや書き起こし、リライトなど)、次にブログ記事やまとめ記事、アフェリエイト記事を書くライター業でしょう。
ライター募集はクラウドワークスやランサーズなどなどの、クラウドソーシングサイトで多く見られます。
相場は現在、1文字0.2円〜2円前後。 この、1文字換算の弊害で、ダラダラと長いだけのどうでもいい文章を書いて、金稼ぎしようという輩が蔓延っています。
でも、そんなことしてたら、金になんないからね!?
文章を校正する側には、すぐバレます。 「あ、こいつ文字稼ぎしてる」 となって、まともな文章が書けない人間として認識されます。 昇給なんて、もってのほか。 仕事は二度と回ってこなくなるでしょう。
文章は完結にわかりやすく。コレ、大事です。 良心的なクライアントさんであれば 「次回から単価を上げますので、またよろしくお願いします!」 と、言ってくれるハズです。
ツマラナイ文章を書くべからず。
ダラダラと書くな!と、多少重複しますが、分かりきったことを長々と書く方がいます。 ダラダラと書く、と根本的な違いは、意図せず文章が長くなってしまうこと。
まるで校長の朝のスピーチがごとく、無駄に長いタイプです。
文章を書く自分に酔ってしまうんでしょうね。。。私も少なからず、このタイプ(汗) 私の場合は自分のクセを自覚しているので、提出する前に削りますが、自覚が無い人も多いです。
「このセンテンスは無くても伝わるな」という箇所を見つける能力を身につけましょう! ぶくぶく贅肉をつけた文章は、醜いものです。
文頭と文末の間で迷子になるな!
文章の善し悪し以前の問題ですが、読む側に「え?今、何を読んでたんだっけ!?」という気分にさせる文章があります。
ビタミンCは、コラーゲンの合成を助る働きがあります。
とっても短い文章ですが、アレ?ってなりませんか!?
ビタミンCには、コラーゲンの合成を助る働きがあります。
ビタミンCは、コラーゲンの合成を助けます。
どうですか?こうすると、終着点がしっくりきますよね。
主語と述語が謎な文章も困りものです。
便秘症の方が気にするべきことは、食物線維や乳酸菌を多く摂取すること、
適度な運動を心がけることで、腸内環境が整います。
文頭では「便秘症の方」が主語だったはずなのに、文末では「腸内環境」が主語になってしまっています。
「便秘症の方」という主語を受けてくれるはずの述語はどこっ!???と、読者を惑わせる文章ですよね。
同じことを伝えるのにも、様々な書き換え方がありますが、一例として。
便秘症を改善するためには、適度な運動を心がけ、
食物繊維や乳酸菌を多く摂取するなどして、腸内環境を整えることが大切です。
声に出して一通り読むと、不自然な文章を感じ取りやすいと思いますよ!
同じ言葉は省略するか、言い換える。
会話でも何度も同じ言葉を繰り返されると「それ、さっき聞いたし!」ってなりますよね。 文章でも、同じ単語や言い回しを何度も何度も繰り返されると「洗脳する気ですか!?」と言いたくなります。
バナナの効果は、ビタミンだけでなく、食物繊維やカリウムなどの成分を多く含むので、
バナナは便秘解消やむくみ解消にも効果があります。
これだけ短い文章の中で「バナナ」「効果」が繰り返されると、しつこい印象の文章になります。
バナナにはビタミンのほか、食物繊維やカリウムが多く含まれ、
便秘やむくみを解消する効果があります。
この程度で言いたい事は伝わります。
「他の言葉に言い換えることはできないか?」
「削っても意味を伝えることはできないか?」
を常に考えましょう!
提出前に、ちゃんと読み返せ!
単純に誤字・脱字が多いと読む気がおきない文章になります。
『読みたくなる文章』の条件の1つに知的好奇心を満たす文章であるというものがあります。 既によく知っていることを、わざわざ時間を割いてまで読む気は起きません。
誤字・脱字が多いと、内容がどうあれ「この文章は知的好奇心を満たす文章に値しない」と判断されかねません。
提出前に、面倒くさがらずに書いた文章を頭から読み返してチェックするのが礼儀です。
まとめ
今回は、ライター業を目指すなら最低限、気をつけて欲しいことについて書きました。 上手い文章にする、というより常識のある文章を書いて欲しい!というお願いですね(笑)
文章を書いてお金を貰うライター業ですが「日本語書ければいいんじゃね?」と、軽い気持ちで始める方が多過ぎます。 軽い気持ちで始めて、向いている人ももちろんいますが、そもそも日本語を書けない日本人が多過ぎなんです。
こんなこと言ってる私だって初心者です。 仕事で文章を校正したりすることは長年やってきましたが、自分で文章を書くとなると迷ってばかりです。
これだけ日本語を書けない人が多い中ですから、普段の言葉遣いやメールの文面に気をつけるだけで、相手に好印象を持たれるかもしれませんね。